一生彼女が出来ない旅

４月１１日から漢一人旅をしています。

英語は５年間自力で勉強していますが、やはり今回もまったく会話が出来ません。

相方もいなく、特技もないので、ただただ酒を飲んで、仕事を辞める前に貯めた金を使いまくっています。

それでも「物価の安い国最高だぜ」なんてことは言いたくなく、安いにはそれなりの理由があるので、日本人としてお金をそこでたくさん使いたいと思っています。

若干リアルタイムとは離れていますが、追いつけるように頑張ります。

フィンランドから始まり、エスタニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ウクライナ、そして次はポーランドの第二の首都クラクフです。

ポーランド・クラクフにはリビィウからの寝台列車で夜２２時半に出発しました。

チケットは窓口で購入して６０００円でした。

二日前に購入したせいか、残り二つということで、値段も高くなっていたらしいです。

個室の部屋に三段ベッドがあり、５～６歳の男の子と母親の親子が既に居ました。

三段ベッドの一番上に寝そべりながら、列車が移動すると『旅をしている』とより強く実感しました。と、同時にまたどこからともなく、何か独りでの心細さが出てきました。

一時間後に出国手続きが始まり、まず女性自衛官にパスポートを渡しました。
そのあと列車のスタッフっぽい男性二人が部屋に入って来て、自分の大きなバックパックの中を調べられました。

万が一のために持ってきたコンドームを、親子の前でチェックさせられたときは、どこか遠くに行きたくなりました。

クラクフには午前５時に着き、ダメ元でホステルに行きましたが、アーリーチェックインは出来ませんでしたので、そのまま観光に行きました。

今まで見慣れたような城や街並みに、感動はなく、ツアー団体、家族連れ、カップルの中を歩くのにも慣れた半面、無気力になっている自分がいました。

チェックインは１４時だったのですが、アーリーチェックインを伝えていたので１２時に戻り再度告げると出来ないと言われました。

アーリーチェックインが出来るとブッキングドットコムには書いてありましたが、出来ることはなく、１４時に部屋に入ると、１０人部屋で真ん中のベッドの二階に一人だけいました。

そして、何故かその下の部屋に案内されました。

３時間ほど寝て、地元民しかいないこBARを探しましたが見つからず、３００円のピザと缶ビールを二本買って、ホステルの共用スペースで、みんながcoffeeや紅茶を飲む中、ビールで一人打ち上げをして寝ました。

 

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