一生彼女が出来ない旅

４月１１日、フィンランドから始まった一人旅は、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ウクライナ、チェコ、ドイツと渡ってきました。

最後の日も、宿泊客と触れ合える事なく、一人で飲んで食い続けます。

 

午前中から飲む。

宿から７分歩いた所に、おばちゃんがこっそりやっているいい感じのコンビニみたいなお店がありました。

Berliner kind [ベルリーナカインド]1.4ユーロ

ホットドック　１ユーロ（自分が探した中では一番の激安ホッツドック)

こちらの瓶ビールはベルリンしか売ってないらしいです。

甘味がありクリーミーで飲どごしスッキリの美味しいビール。

 

ヨーロッパは一つもコンビニがありませんでした。

しかし、昔ながらのおじちゃんおばちゃんがやっているような、ドラえもんで言うならばジャイアンの親がやっているようなお店がたくさんありました。

 

ホッツドックは1ユーロだけあって、そこまで腹も満たされず、まだ何か食べたいと思いながら歩くと、ドナーケバブのお店があったので、ケバブを買って外にある机に座り人間ウォッチングをしながら食べました。

ビーフのケバブ　４ユーロ。

昨日食べたケバブの方が美味しかったです。

 

その後は観光をしようと思い、グーグルマップを見ながら適当に選んでバスに乗りました。

バスの中から街を見たり、人々をウォッチングするのが好きです。

ドイツのバスは一回２．８ユーロで高いですが、一日券の７ユーロを買い、まるでこの旅のように当てもなく乗り続けては降りて歩いて、また乗ってを繰り返しています。

ソニープラザの近くにある教会で名前は忘れましたが無料でした。

 

 

特に何も感じることなく写真に収めたあと、近くのBARに入り黒ビールを飲みました。

ドイツ産かと思いきや、チェコの黒ビール　３ユーロ

 

改めて、次は誰かと旅がしたいと思いました。

一人は自由ですが、酒を飲むときは誰かと一緒がいい。

街を見ても一人で観光している人は1割ほどでした。

 

そのあとベルリンの中心地であるベルリン・アレクサンダー広場に行きました。ここは若者が多くいて、噴水の周りに座って話しています。

少しでもベルリンの空気を感じたくて、自分も座って路上で歩きながら売っているホッツドックを購入。

ホットゥドック　１．５ユーロ

 

少し辺りを徘徊すると、素敵な場所を発見。

ビーチとかにあるような、リクライニングできる椅子が多数置いてありそこで酒を注文できる場所です。どうやら奥にレストランがあり、その店が椅子を並べているみたいでした。

早速椅子に座ると店員が来たのでピルスナー生ビールを注文。

いいとも青年隊の『ウキウキWATCHING』を歌いながら、歩く人を人間ウォッチングして飲む生ビールは今日一番の美味さでした。

 

時間は8時を回ってもまだ明るいです。

最後の晩餐は何にしようか考えて、やはり奮発してドイツ料理を食べる事にしました。

良い店がないかと探してると、地元民１００％のレストラン&BARを見つけ、ここならあるかもしれないと思い入るやいなや、

「Do you have a Germany　food？」

と聞きました。

そしてメニューの中から一番美味しそうな写真を指差して注文。

まずはドイツ生ビールから。

そして待つ事20分。

目の前にはジューシーに揚げられた、シェニッツェルと言うチキン料理。

これが涙が出るほど美味しかったです。

生ビール　４ユーロ

シェニッツェル　１３．５ユーロ

 

食べ終わり店に出ると、夕暮れが消え、辺りは夜になりました。

宿の一階にあるBARで今日こそ飲もうと思いましたが、やはり多くの旅行者と思われる人たちが飲んでいて混雑していましたので、カプセルタイプのドミトリーに戻りカーテンをしめ、こっそり息を殺して瓶ビールを飲んで最後の日を終えました。

 

 

 

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