黄金の環といわれているコストロマ。日本人もほとんど訪れることがない街で一泊二日をしました。今回は二日目の内容です。
前回の内容➡【ロシア】古都コストロマで現地人と交流
ルドルフ家の客室のソファーで寝て、朝9時ごろ目が覚めました。するとルドルフが部屋に入ってきました。
「起きたかい?」
「ああ、昨日は楽しかったよ。ありがとう」
「ビールでも飲むかい?」
「朝から飲むんかい!」
「あはは。冗談だよ。ブレックファースト食べるかい?」
ルドルフがロシア風モーニングを作ってくれました。
「いや~食べた食べた。お腹一杯だよ。ありがとう、美味しかった」
「見せたいものがあるんだ」
急に真面目な顔をするルドルフ。
「な、何だい・・・」
「来てくれ」
ルドルフの部屋に行ってみると・・・
「これはすごい!まさかロシアで日本の旭日旗に出会えるとは。どうやって手に入れたの?」
「ネットで買ったんだ。かっこいいデザインだね。それに、ひらがなやカタカナも勉強してるんだ。いつか日本に行きたいよ」
「日本に来たら次は俺が案内するからな」
「スパシーバ!」
「ハラショー!」
「よし乾杯しよう!」
ロシアの昔を感じられる公園
ビールを3本飲みながら歩くと、自然が広がる場所にたどり着きました。入場料を払ってもらい中に進むと、ロシアの古い家がたくさんありました。
ヴォルガ川に隣接するコストロマ
お別れ
午後6時。
ホームステイしているヤロスラブリに戻るバスの時間が迫っていました。
ルドルフはロシア版ウーバーを呼んでくれて一緒にバス停まで来てくれました。
飲み代や交通機関も含め、全部ルドルフがおごってくれました。
「楽しかったよ。コストロマに来て良かった。ありがとう」
「俺も楽しかったよ。また会おう」
最初はどうなることかと思ったコストロマでしたが、最高の思ひ出ができました。この頃から17年前にフられた彼女の事を忘れ始めていました。
人生最後の傷心旅。爪痕を残せればと思いランキングに登録しました。宜しければお願いします。
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どんだけわすれるのにかかるんですkz
やし様
素直に、突っ込みありがとうございます!
たしかに仰る通りです。かかりすぎて、今では体も脳もマヒしております(涙)
最後の一言がドラマチックで良いですね。
旅をしたくなりました。
ミツル様
ありがとうございます。一期一会。旅のひとつの醍醐味ですよね!