前回の内容➡【ウクライナ】キエフ駅の裏側で昼からビールを飲む
再会
2017年5月にキエフを訪れた時と同じ宿を予約しました。中心部から徒歩7分ほどのアパートメントタイプで共有のキッチン、トイレ、バスがあります。
受付はなく、ドアをあけると前回と同じスタッフの女性が迎えてくれました。2年前は「これからチェコとドイツに行く」といったら二ヵ国のコインをくれたので、お礼にジャパニーズ・ハッピーコインと言って5円玉と50円玉を差しあげました。そのことを覚えていないだろうなぁ~と思いながらも一応「2年前に5円玉をあげた者です」と伝えると、少し考えてから「もしかして」という顔をしてこれを見せてくれました。
なんと!自分があげた5円玉と50円玉を家のカギにつけていてくれたのです。心の底から感動しました。
そのあとオーナーの若い女性が来ました。彼女も前回の時にお会いしました。そして話をしていくうちに彼女たちは親子だったと思いだしました。彼女たちも自分のことを思いだしてくれたようでした。今回は娘のオーナーに5円玉と50円玉をプレゼントしました。
1時のチェックインまで、荷物を置かせてもらい、シャワーを浴び、洗濯をさせてもらい(無料)、ベジタリアン・ボルシチとデザートを無料でいただきました。
440フリヴニャ(約1800円)。こちらはベッド二つにソファが一つ。そして外はテラスになっていて3階から外を見渡せタバコも吸えて、洗濯も乾せる。最高の部屋です。長期で泊まっている宿の人も良い人でした。スタッフが良い人だとお客さんも良い人なんだと感じました。
ウクライナで一番有名なファミレス
ウクライナ人に聞くと、学生から親子ずれまで大人気のファミリーレストラン。こちらは庶民価格で伝統的なウクライナ料理が食べれます。
全部で500円ぐらいだったと思います。左上はボルシチ、右上はキエフカツレツ。左下はヴァレーニキ(水餃子風)。全て美味しいです。
歩行者天国
中心部にある大きな通りは夜には歩行者天国になっていました。カップル、若者、家族連れ、旅行者・・・全員が楽しんでいるように見えました。
美しい教会
二つの教会は人が少なく静かでした。
別れの時
翌朝、キッチンに行くとお母さんが話しかけてきました。「トシ、何か食べるかい?」と、無料で朝食をいただきました。
「次はどこに行くの?」
「飛行機でベラルーシ・ミンスクに行きます」
「私はミンスク出身よ」
偶然にもお母さんはベラルーシ・ミンスク出身でした。色々ベラルーシについて教えてもらいました。
さらに、娘のオーナーがキエフ・ジュリャーヌィ国際空港までトロリーバスに一緒に乗ってくれて送ってくれました。御礼に日本から持ってきた「おかき」差し上げました。
「次、トシが来るときは直接メールをちょうだいね。安くしてあげるわ」と言っていただきました。
まとめ
最初は訪れるつもりはなかったウクライナ・キエフ。
ロシア滞在中にベラルーシに行くと決めましたが、ロシアからベラルーシに入国するにはVISAが必要。日本で申請していないので持っていません。ウクライナから入国すればVISAがなくて入国できるということで、キエフに寄りました。
宿のオーナー親子との再会、日本人との偶然の出会い、駅の裏側で旅をしているとあらためて感じ、せんべろ酒場を発見し、美味しい料理とビール、歩いてるだけで楽しい街並み。二回目だからこそ新しい発見もありました。一泊二日でしたが、次はもっと長い日数滞在します。ウクライナが大好きになりました。
最後に一緒に写真を撮らせてもらいました。
写真を撮る前にお母さんは「ちょっと待って」と言って口紅を塗りました。一枚のために綺麗にお化粧をしてくれて嬉しかったです。
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