旅で偶然仲良くなった外国人トップ4

海外を旅をしている最中に偶然に外国人と仲良くなることがありました。

彼らとはその時だけでなく、今でもたまに連絡を取りあっています。

初めて一人旅をした2012年から傷心旅の最後2019年までで、外国人とたまたま知りあった偶然な出会いをご紹介します。

❛一生彼女が出来ないトシの旅記録❜

2012年に初めて一人で海外旅行へ(タイ・バンコク)。翌年から毎年海外で旅をする。2016年からは仕事を辞め13年前の彼女を忘れる傷心旅をスタートさせる。2019年に傷心旅に終止符を打つ。今まで28ヵ国。

 

第4位 韓国人女性@タイ in 2012

2012年10月、タイ・バンコクに人生初めての一人旅へ。海外旅行は友達と行った2004年のグアムと2012年夏の韓国のみ。

友人が初めて一人旅でバンコクを訪れたと知って、「俺もできるだろう」と英語も話せないのに身の程知らずでバンコクに行くことを決意。

HISで働いてる友人に頼ってチケットを取ってもらい、宿はAgodaで探しNana駅目の前にあるSoi9というホテルを予約。

深夜1時に空港についてタクシーでバンコクへ。今なら初めての土地に深夜に着いてしかもタクシーに乗るなんて絶対しないけど、なぜかこの時は怖いもの知らずだった。

タクシーの窓から初めて見るスクンビット通りの光景は今も忘れない。

次の日は朝からお寺などを観光していて昼ごろにワットプラケオ(王宮)に着きました。

入口までの長い道を歩いていると、1人の女性が声をかけてきました。

カタコトの日本語で「日本人ですか?写真を撮ってくれますか」と言われたので喜んで撮りました。

初めての一人旅で初めて声をかけてくれたのが、韓国人の女性でした。

そのあと自分の写真も撮ってもらい、一緒に王宮で観光をし、その後レストランに入り昼飯を2人で食べました。

フェイスブックを交換して帰国後も連絡を取りあい、一年後に彼女が横浜に来た時に案内をしました。

彼女はお酒好きビール好きだったので、昼から二人でビールを飲みました。

数年後、彼女は韓国からイギリスへ転職しました。

2013年横浜・みなとみらいにて。

 

第3位 マカオ人女性@ポルトガル in 2015

2015年6月スペイン・バルセロナで3泊した後にポルトガル・ポルトで1拍。翌日、リスボンに向かう列車に乗りました。前日にチケットを取っておいたので、列車内では優雅に旅を楽しもうと思いました。平日の昼間ということもあり車内はガラガラ。

2人席が多いなかで自分の席は、何故か向かい合っている4人席。しかも目の前には自分より年上の女性と大学生らしき女性の親子が座っている。

他はガラガラなのになんでこの席!?と心のなかでつぶやきながら仕方なく着席。

今の自分なら「席を変えて欲しい」と乗務員に頼んでいたと思いますが、この時は今より英語が全く話せず旅慣れもしていませんでした。

目の前には親子が座っていたので、お互い少し気まづいなかで窓を見るしかありませんでした。

途中、売店に行くとポルトガルのビールが売ってたので購入し座って飲みました。

目の前の親子は優しそうだったので英語で「写真を撮ってもらえますか?」とお願いしました。

すると大学生らしき娘が「日本人ですか?」とカタコトで話しかけてきました。

話を聞くと関西の大学に一年間留学していて日本が大好きで、今はポルトガルの大学に通っているとのこと。

父親がポルトガル人で母親はマカオ人で、家族はマカオに住んでいるとのこと。

今は大学が休みなので母親と一緒にポルトより北の場所に旅行に行ってこれから家に帰っているところでした。

そこからお母さんもたまに会話に入り、日本の話しをしたり、ポルトガルの話し、リスボンで食べるオススメ料理などを聞きました。

帰りにはフェイスブックを交換し、彼女が日本に来た時に何度か横浜を案内しました。

この写真は2018年4月に彼女と母親、彼女の友達、そして母親の妹の計4人が東京に来たので上野などに案内しました。

 

第2位 チェコ人夫婦@チェコ・ズノイモ in 2019

2019年5月末から一カ月間の最後の傷心旅はジョージア、アルメニア、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、チェコ、オーストリアと周りました。

夫婦と出会ったのはチェコ・ズノイモという小さい町。

ワインが有名な町で周辺には多くのワイナリーがあり、その中でも宿から歩いて行ける場所にあった絶景のワイナリーに日曜の昼に行きました。

外の絶景テラスには誰もいなかったので一人優雅にワインを飲んでいたら夫婦が入って来ました。

彼らに英語で写真を撮って欲しいと話しかけました。

撮ってもらった後に、「こちらも撮りましょうか?」と言うと彼らは照れたような気恥しい雰囲気でした(後になって思うと地元のワイナリーに来ただけなので当然ですよね、笑)。

その後に奥さんが英語で「どこの国から来ましたか?」と聞いてきて、それから3人でワインを飲みながら話をするようになりました。

奥さんの英語はカタコト、旦那さんは全く話せない。自分も英語はカタコトなのでお互いカタコト同士で話したりグーグル翻訳を使って話しました。

旦那さんが二杯目、三杯目をおごってくれました。

話が盛り上がると奥さんが「家で飲まない?」と誘ってくれました。

モチのロンで「イエス」と答え、一緒に近くの家へ。

近くの隣人も加わりみんなで宴会!

みなさん英語は話せない人ばかりでしたが、全員酒好き。それなので言葉はいらずにすぐに仲良くなりました。

こちらに詳しく書いてあります➡【チェコ】ズノイモで出会った夫婦と飲み続けた二日間

次の日も夕方からみんなで飲みました。

家で飲んだあとに夫婦がいきつけのワインバーに行きました。

隣のテーブルでは旅行で来ているチェコ人の若者カップルがいました。

そのワインバーで飲んでいるのは自分たちとその若者カップルだけだったので、自然と話すようになり、最終的に彼らと一緒に飲みました。

かなり飲んだ後に若者カップルは泊まっているホテルへ、夫婦は家へ、そして自分もホテルへと帰りました。

すると、若者カップルと再び帰り道で偶然出会い、もう一杯だけ一緒に飲もうとなり、深夜までやっているBARに行きました。

夫婦や隣人の友達、若者カップルとは今でも連絡を取っていて、今年の夏に再びズノイモに行く予定でしたがコロナで行けず。来年は必ず行きたいと思っています。

 

第1位 リトアニア人女性@リトアニア・シャウレイ in 2017

リトアニア・シャウレイにある十字架の丘を観光したあと、多くのバックパッカーは日帰りします。しかし、自分はせっかく来たのでシャウレイで一泊することにしました。

十字架の丘についてはこちらに詳細を書いています➡リトアニア・十字架の丘へは一人で行くな~

シャウレイは田舎町でホテルも少なく小さな商店街があるだけでしたが、こじんまりとしてとても居心地の良い町でした。

もちろん歩いていてもアジア人は一切見かけることなく、バックパッカーらしき旅人もいませんでした。

夜は地元のローカル・バーを探して飲みに行こうと思っていたので、その前にカフェでコーヒーを飲みながら明日の予定を考えていました。

すると隣のテーブルに座っているリトアニア人の女性に英語で声をかけられました。

「Are you Japanese?」

「Yes」と答え話をすると、彼女はこの町出身で今は大学が休みなので家に戻っているとのこと。

自分がカフェでコーヒーを頼む時に英語で話しているのが聞こえ、この町で英語を聞くなんてめったにないから外部の人間だと分かり、外でタバコを吸う時に自分の顔を見て驚いたそうです。

この町にアジア人を見かけるのは全くないので、もしかしたら日本人?と思って話かけてくれたとのこと。

リトアニアは杉原千畝のおかげで日本人のことはとても良い印象があり、さらに彼女の友人が日本で留学した事があり、日本人について普通のリトアニア人より好印象と好奇心を持っていると話してくれました。

そこから彼女にシャウレイの町を案内してもらい、絶対見つけることのできない看板のない地下のローカル・バーにも連れて行ってもらいました。

その時の詳しい内容➡リトアニア女性と深夜まで過ごした話

その後、自分がチェコ・ブルノに行くと話すと、彼女はブルノに住んでいる友達に自分の事を伝えてくれました。そして自分がブルノに行った時に彼女の友達と会い、三日間ブルノの町を案内してくれました。

右から二番目がリトアニアの女性の友人のベラルーシ人、左から二番目が彼女の友達、一番左が彼女の彼氏。

その後、ベラルーシの彼女は大学を卒業をしベラルーシの首都ミンスクに戻り、彼氏もあとを追って彼女と一緒に住みました。

2019年最後の傷心旅ではその2人の家に3泊させてもらいました。

その時の内容➡【ベラルーシ】ミンスクで再会

まとめ

全てが偶然の出会いでした。

たまたまその場所にいたから出会っただけで、もしその場所にいる日にちが、いや時間が数分ずれただけで出会わなかったもしれません。

そう考えると出会った人がさらに愛おしく感じます。

ちなみにドミトリーなどに泊まったりして、自分から出会いを求めようとする時に限って出会いはありませんでした。

例えば2016年傷心旅の初日にタイ・バンコクにある大人気の日本人宿で旅仲間を作ろうとしました。しかし、何週間も泊まっている日本人ばかりで全員仲良しで、自分はその輪に入れずに、宴会の楽しそうな声を聞きながら布団をかぶって泣いた夜。

しかし偶然の出会いが何度もあり、自分は《旅の運』だけはあるなとつくづく思います。

彼らは年下もいれば年上もいますが、友達として見なしてくれるのがとても嬉しい限りです。

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