初めての一人旅は32歳の2012年タイ・バンコクに一週間。それから毎年どこかの国を旅してきました。
今まで行った国は28ヵ国。日本人がほとんど泊まらない街に泊まった場所をご紹介します。
第4位 リトアニア・シャウレイ
2017年4月。ラトビア・リガからリトアニア・シャウレイにバスで来ました。
この地は旅行者に人気な「十字架の丘」があります。
多くの旅行者は十字架の丘に行くためだけに来て、泊まらずに次の地へ行きますが自分は一泊しました。
宿泊したホテルは 「ホテル シャウレイ」 という名前でした。
大きなビルでビジネスホテルで値段はブッキングドットコムで25ドル。高いですが、安いホテルがなかったので決めました。バスタブやテレビに机もあり、部屋は広く居心地はとても良かったです。
チェックインしたあと、カフェで現地に住んでいたリトアニア女性に声をかけられて真夜中まで一緒に過ごしました。
彼女に聞くと、
「シャウレイに泊まる外国人なんてほとんどいないわ。ましてや日本人なんて全く見ない。だから私は貴方に声をかけたのよ」
とのことでした。
たしかにシャウレイは小さい街でしたが、彼女に出会ったおかげで現地の人しか知らないローカルなBARなど連れて行ってもらい、本当に来て良かった場所でした。
彼女と過ごした一夜の話し➡リトアニア女性と深夜まで過ごした話
第3位 タイ・アランヤプラテート
2016年の10月。
タイ・パタヤからカンボジア・ポイペトに入るため、国境の町「アランヤプラテート」で一泊しました。ほとんどのトラベラーはタイからカンンボジアへバスで通り、そのままシュムリアップに行くケースが多いようです。
パタヤからバスでアランヤプラテートに来ました。
国境付近は商店、レストラン、市場などあるものの少し離れると道路と民家だけ。
カンボジアとタイの国境から歩いて15分ほどの宿をアゴダで予約しました。
ホテル名「Beab Sabuy Jung」
このホテルの向かい側、大きな国道33号線を挟んだ所にポツンとした居酒屋がありました。
ちなみに今調べたらまだ健在でした!(嬉しい!涙)
家族経営でしているのか子供がビール瓶が入っている冷蔵庫を案内してくれました。
長男?と思われる中学生ぐらいの優しい青年が接客してくれました。
夕方6時半過ぎに入った時はお客さんは0人でしたが、途中からどんどん増えて2時間後には満員になりました(モチのロンでお客様は地元の人)。
店の近くを歩きましたが居酒屋は一件もなく、斜め向かいにバービア(ガールズバー)が一件だけでした。
ビールを飲み、肉を食べ、旅行者が一人も居ない場所で、現地の人に混ざっている事に違和感を覚えなくなった時、何とも言えない高揚感がありました。
またこの場所に行きたいです。
第2位 ロシア・黄金の環
「黄金の環」とはロシア、モスクワ北東近郊にある都市群の名称です。
2019年6月。自分は黄金の環からヤロスラブリ、スーズダリ、コストロマに泊まりました。
これらの場所で日本人らしい人は一人も見かけることはありませんでした。
ネットで探すとヤロスラブリに住んでいる日本人は1人いるらしいのですが、旅行でこれらの場所に来るひとはほとんどいないようです。
ヤロスラブリではロシア人夫婦の友達の家に泊めてもらいました。
ある日、彼らの友人が4人ほど遊びに来てたのでヤロスラブリで日本人を見たことある?と聞いたところ
「日本人というかアジア人はここではほとんど見ないな。たまに中国人の集団は見るけど・・・」
次はスーズダリに行くんだ、と伝えると
「僕らも含めロシア人でさえほとんど行かないと思う(笑)まぁスーズダリはロシアの田舎を懐かしむ場所かな」
と言われました。
たしかにスーズダリはのんびりしていてロシアの田舎でした。
詳しくは以前に書きましたので見ていただけたら幸いです!
ヤロスラブリの詳細➡【ロシア】「ヤロスラブリ」街歩き
スーズダリの詳細➡ロシア人もあまり行かない町「スーズダリ」で一泊二日〈前半〉
コストロマの詳細➡【ロシア】古都コストロマで現地人と交流
コストロマではヤロスラブリ夫婦の友達の家に一泊させてもらいました。ちなみにその夫婦は彼には一度も会ったことないと後で知りました(笑)
第1位 カンボジア・ロンサレム島
2016年10月。カンボジアのロン島からさらに超秘境のロンサレム島と言う場所に行きました。
正式名称は、コー・ロング・サンロームと言うらしいです。
カンボジアのシアヌークビルからフェリーで1時間ほどでロンサレム島に着きます。
自分の泊まった宿です。たしか一泊2500円ぐらいだったような。
ここに来る前にロン島というパリピが集まるクラブの島(当時の印象)に一泊しました。
こちらは観光客ばかりで賑わっていましたが、ロンサレム島はびっくりするほど静かで時がゆっくり流れていました。
こちらはとても静かで、ごくわずかな観光客が海を見ながらのんびりしていました。
こちらで素敵な出会いがありました。
日本人の女性がオーストラリアの旦那様とBARを経営されていました。
そのBARがとても素晴らしい場所でした。
まず見た目が円形のデザインでして、それがとてもオサレになっております。
この日は4件ハシゴして、こちらのお店にたどり着いたのですが、ビアラオを扱っているお店などもちろんありませんでした。しかもシャンパンまでご馳走になりました。
話を聞くと、この島に日本人が来たのは半年ぶりらしいです。
海外で日本の方と会い、交流を持てるのは英語がまったく話せない自分にとってはやはり言葉が通じるのは何よりうれしい限りでありました。
こちらの宿はまだ続いているのかとても心配ですので、ご存じの方がいれば教えてほしいです。
最後に
子供のころ「世界の車窓」からを観ては「いつか自分も一人で海外の電車に乗ってみたい」と思っていました。
英語も話せないどころか1人で旅をしたことない自分にとっては、それはまるで夢のまた夢でした。
2012年にタイ・バンコクに初めての一人旅をしたあとに、《外国人とコミュニケーションを取りたい!≫という理由で英語を独学で勉強しました。
そこから毎年旅をするようになりました。
友達とも旅をすることはありますが、ほとんどが一人旅。
観光地化された場所に行くより、だんだんと現地の人しかいない場所に行き現地の人しかいないBARで酒を飲むのが好きになりました。
観光客がいない場所で数日間、現地の中に溶け込み旅するのが一番好きです。
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