一生彼女が出来ない旅

2017年4月から一カ月間、北・東・中欧を傷心旅をしました。

3か国目のリトアニア・シャウレイで現地の女性に声をかけられて深夜まで飲み歩いた話しを今回ご紹介します。

リトアニア・シャウレイは『十字架の丘』の町

北欧にあるバルト三国の一つ、ラトビアの都市リガからリトアニア第4の都市シャウレイに行きました。

この地で有名なのは十字架の丘です。

この風景を見るためにこの地に来ました。

その時の詳しい内容が気になる方はこちらをご覧になってください→リトアニア・十字架の丘へは一人で行くな

たいていの旅人はこの地に一泊することなく、十字架の丘を見たあと日帰りします。

自分はこの地で一泊しようと思い、十字架の丘を見たあとホテルの近くにあるカフェに入り、シャレオツにアイス・カフェオレを飲んでいました。

すると隣のテーブルに座っている若い女性に英語で「日本人？」と話しかけられました。

彼女と話をしていくと、友達が東京に留学して日本の良いところをたくさん聞いていたので、かなり興味があると話してくれました。

さらに、「リトアニアと言えば杉原千畝が有名だし、村上春樹と安部公房の本も読んだことあるわ」と言いました。

話が盛り上がり、シャウレイの町を案内してもらうことになりました。

 

シャウレイの町を散歩

カフェを出て小さな繁華街を抜けていくと、レストランやカフェはなくなり住宅街だけの中を歩くことになりました。

さっきまでの賑やかな雰囲気とは違い、急に静かになり一気に別の世界に入りこんだ気がしました。

そして5分ほどあるくと大きな湖にでて、そこにある狐の銅像の前で写真を撮りました。

 

彼女はさらに川やオブジェにも連れてってくれました。

 

 

 

リトアニア女性のたくましさ

一緒に歩いて思ったのですが、歩くのがとても早いです。

日本人の男性の早歩きぐらいのスピードです。

彼女いわく、「歩くの早いと思ったら言ってね。私たちはいつもこれぐらいで歩いてるのよ」と言いました。

前日に雪も降るぐらいの寒さで、この日は気温は0度ぐらいでしたので、寒さも関係のあるのでしょうか。

そして彼女の身長は175センチで酒は自分と同じように飲み、たばこも吸いました。

 

 

リトアニアのファミリーレストラン

町案内してくれたあとは、リトアニアで有名なファミリーレストラン『Čili Pica』に行きました。

 

シャウレイホテルの目の前にある大通りから駅に向かう道に、Cili Picaはありました。

 

 

リトアニアでせんべろハシゴ酒

ファミレスの後は地元のBARに連れてってくれました。

看板もなく東京の地下鉄の階段みたいな入口に入ると、広々としたライブバーでした。

日曜の夜23時ごろなのに、若者しかいなく超満員でにぎわっていました。

瓶ビールで３€前後だったと記憶しています。

二件目はファミレスの近くまで戻り、そこからすぐ近くの大衆BAR。

若者が賑わっていて活気があり、大きな声で話さないと聞こえないくらいのうるささでした。

二件とも観光客は一人もいなく全員地元の若者しかいない感じでした。

 

二人でファミレスで生ビール2杯。

一軒目で瓶ビール二本。

二件目で生ビール４杯ほど飲みました。

途中途中には外でタバコを吸いにでました。

日本で買ったメンソール・クール１ミリをあげると、「全然吸った感じがしないのにメンソールの味が強い！」と驚いていました。

 

 

偶然が重なって･･･

彼女は大学生でたまたま実家に帰っていて、カフェで勉強をしていたらしいです。

すると、旅行者なんて来ない街に(みんな十字架の丘を見てすぐに去るため)、しかもアジア人の男がいて、店員に英語で話しかけていたので(みんなリトアニア語で話しかけるので)、すぐによそ者だと分かったらしいです。

そんな自分がたまたま彼女の隣に座ったので、話しかけてくれました。

たまたま見かけたカフェに入って、彼女の隣に座って、こんな一日になるなんて、予想もしていませんでした。

お別れ

深夜2時を過ぎても、ＢＡＲにいる若者はビールを飲み続け盛り上がっています。

自分が明日の昼にこの地を去るのを彼女が察してくれて、ＢＡＲを出ることになりました。

「see you soon」と言って 彼女はタクシーに乗り、自分は余った瓶ビールを飲みながらホテルまで帰りました。

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