ロシア二日目。チェックアウト12時ぎりぎりに宿を出てモスクワから北にあるヤロスラブリに向かいます。
【時間】13:05分出発 17:16分到着予定
【運賃】1635RUB(2881円)
ネットで4日前に購入。半分ぐらい席が空いていましたが、当日は満席でした。
モスクワ始発。乗客は全員現地のロシア人のようでした。アジア人はもちろん旅人は一人もいませんでした。みなさん家に帰るような雰囲気でした。彼らは自分の席に着くと同時に布団を引き始めました。まだお昼を過ぎたばかりなのに「一体どうして」と思いながら、窓側の方のテーブル席から眺めていました。後から分かったのですが、この列車は次の日まで動く寝台列車。列車が安いロシアはみんな一日かけて移動するのが当たり前なので、早めに布団をひいて横になって携帯をいじったりしてゴロゴロしながら列車の中で過ごすらしいです。
列車でチャイを飲む
列車に乗って数十分がたつと周りの人たちが銀のコップを持って席に戻ってきました。どうやらお茶のようなのですが、どこにあるか見当たらないので乗務員のふくよかなおばちゃんの席の前を行ったり来たりモジモジしていると声をかけられました。
「チャイチャイ、チャチャイ」と身振り手振りで説明すると伝わったらしく、「ダーダーダー」と言いながら席に戻れのジェスチャーをされました。
ふくよかなおばちゃんがニヤリとしながら銀のコップを持ってきてくれました。値段は50RUB(88円)。かなり熱い紅茶でしたが、一歩大人になれた気がしました。
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