一生彼女が出来ない旅

明日、タイを離れます。

振り返ると、タイでは連日ビールを飲みました。

昼はブラ散歩、夜はハシゴ。

ただ、一般的な旅人がそうであるかのように、外国人と仲良くなったり、日本人旅人と飲み明かす事はありませんでした。

何故ならば英語が話せなくて、引っ込み思案のトゥー・シャイシャイ・オヤジだからです。

それなのでお金を払って女性と話そうと決意しました。

バンコクとパタヤでは『ゴーゴーバー』と『バービア』というのがあります。

『ゴーゴーバー』は水着で踊る若い女性を見ながらお酒を飲む場所です。

さらにお金を出せば隣に座ることがあり、もっと出せばその先ができます。

『バービア(BAR　ＢＥＥＲ)』は日本でいうところのガールズバーです。

一杯飲むのは２００円から３００円ぐらいです。

どちらもガールズドリンクは少し高いです。

最初バービアに入りました。

早速女の子が二人カウンター越しに来てくれました。

ジェンガをしました。

負けました。

二人にそれぞれ一杯奢らされました。

店を出ました。

奢ったと言っても、自分の分も入れて９００円ぐらいです。

次は『ゴーゴーバー』に行きました。

「次こそドリンクは奢らないぞ」

と思いながら座ると早速女の子が「隣に座らせて」とアピールしてきます。

自分は「ＮＯ」とボディラングレージをします。

一杯の生ビールが７０バーツだったので２１０円です。

チャージもないのでこれで粘ろうかなと思いました。

すると隣に女の子が座ってきました。

自分はすぐに「呼んでない。ただ見てるだけ」と言うと、その子は

「私はあんたと話しに来たわけじゃない」

と突然怒りだしました。

よく見ると隣に男のお客と女の子が座っていて、その子はその二人と話すために座ったようです。

そのあと、飲み続けましたが、自分のセコさにビールが美味しくなくなったので、ホテルに帰りました。

ありがとう、タイランド。

 
 
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