一生彼女が出来ない旅

今年の４月から５月まで一か月弱、東ヨーロッパを中心に旅をしていました。

 

13年前にフられた彼女を忘れるために9月に仕事を辞め、その二日後にタイ・バンコクに行き日本人宿に泊まりました。

 

多くの旅人のブログで登場するほど有名なこちらの宿は毎晩遅くまで宴会があり、肩を寄せ合いながら楽しそうにお酒を飲んでいる写真がアップされているのを見ては、「俺もここでみんなと仲良くなって、素晴らしい旅の幕開けにしよう」と意気込んでいました。

 

結果として、旅人たちの輪に入る事が出来ませんでした。

 

一人で酒を飲んで帰ってくると、既に盛り上がっている宴会場の横を忍者のようにコッソリ通り部屋に戻り、楽しそうな歓声をを聞きながら唇を噛みしめて寝ました。

 

それから月日が流れ、残ったのは良い思ひ出とクレジットカードの返済です。

 

最近、市民税が来ました。12万円でした。

 

 

産まれたての子鹿のように震えながらクレカの返済を待つ身としては、再び唇を噛み締めながら寝る日が来ました。

 

それでも前を向き、生きてる事に日々感謝しながら、ラトビアの事を思いだしています。

 

 

 

ラトビア・リガの昼と夜

色々な国に行けば行くほど、「この国はあの国と似てるな」と考えその型(かた)にハメようとしていましたが、リガはどこにもハメる事が出来ないのが返って楽しくて嬉しかったです。

 

車道と歩道がほぼ同じ高さで、しかも歩道が狭い。

 

こんな些細なことがとても面白かったです。

 

そして夜8時半頃になるとだんだんと陽が落ち、暗くなる瞬間がとても綺麗でした。

 

 

以下はリガの中心地の街並みです。

 

 

 

 

 

 

夜の闇に溶けていく街はとても美しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

借金を返済して、次の旅に行く事が目標です。宜しければこちらを押して頂けると順位が上がります。学校の成績でも下から数えた方が早い人間でしたが、少しでも順位を上げ、生き晒しを示せればと思っています。

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