一生彼女が出来ない旅

4月11日から一カ月弱、 フィンランド・ヘルシンキからドイツ・ベルリンまで傷心旅をしてきました。

昨日は総額費用(約30万円)について書きましたが、今回一番お金を使い、長く滞在した国がウクライナでした(2017年4月下旬から5月の頭まで、11日間滞在)。

ウクライナに関するブログを検索してみると、「物価が安い」や「美女が多い」だけを売りにして、まるで何かの広告かと思うような、それだけしか書いてないのもありました。読む人にとっては『安くて美女が多いだけの国』という印象を持たれやすいのではないかと勝手に心配しています。

街の素晴らしさ、料理の美味しさ、治安の良さ、そして優しい人たち。自分も少しだけ触れ合う事がありました。ウクライナは安くて美女が多い国だけではないという事を、実体験から書いていきます。

 

そもそも今回の傷心旅は、ウクライナに興味を持ったのがきっかけでした。

ヨーロッパの中では最東端に位置し、日本人もなかなか行かない国ということで魅力的に感じていました。

2016年リオ五輪・体操男子個人総合 内村航平選手と最後まで競い合った、オレグ・ベルニャエフ選手もウクライナであり、最後までスポーツマンシップを保った姿に感動もしました。

そして、この国旗の素敵な色が、何故か自分の心を揺さぶりました。

 

 

ポーランド･ワルシャワからバスで第二の首都リヴィウ(LVIV)に着き街を歩いた時、何とも言えない気持ちがこみ上げてきました。

バス停からホテルに向かって歩くとすぐに路面電車が走っていました。

今までの路面電車とは少し違った雰囲気があり、「おや」と思いました。

 

さらに歩くと、走っているとバスを見つけました。

オンボロで、小さく、中は大勢の人でギュウギュウ。

それを見た瞬間、こんなバスに乗りたいと思いました。

フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランドと旅してきましたが、今までにない緊張が全身にみなぎるのと同時にワクワクした気持ちが湧いてきました。

 

最初に泊まったホテルはバス停から近い場所を選びました。

Hotel One Eight

二泊　シングルルーム　トイレ・バスは隣の人と共同　値段4347円

受付の女性や男性は愛想が良く、嬉しかったです。

夜にワインを飲もうとして、コルク抜きを借りようとしました。

しかし、探してくれたのですが、見つからなかったので諦めようとしました。

すると、受付の男性がナイフとフォークを取りだして、10分ほど四苦八苦してコルクを取りだしてくれました(詳しくはコルクをワインの中に沈めた)。

見た目は怖そうな坊主の男性でしたが、とても嬉しかったです。

 

今回旅をしていて思ったのは、受付の人が親切かどうかで、一日が楽しくなるか決まりました。

荷物を預けすぐに外に飛び街を闊歩しました。

夜は8時頃でも明るかったです。

 

両替所が見当たらなかったので、今回初めてのATMキャッシングをしました。
8000円で2000フリグニャでした(１フリグニャ＝４円)

 

夜も暗くなっているので、初日はそこそこにホテルから近くにあったレストランに突撃しました。

地元民１００％ローカルで、「ニヤリ」と思ったのですが頼み方も分からず、得意のボディラングレージで指をさしながら「Yes／NO」を連呼していると、後ろにいた同い年ぐらいの男性が英語で通訳してくれました。

そんな優しさに触れながら飲んだ初ウクライナビールと料理はとても美味しかったです。

ウクライナ生ビールとおつまみがついてきた(サッポロポテト風)

野菜とハンバーグっぽいのと餃子のような皮でもちもちしていました。

合計約300円。

 

ホテル周辺は路地裏で、暗く、犬の遠吠えも聞こえ恐怖を若干味わいました。

無事にホテルに着き受付に挨拶しました。

モチのロンで寝る前は一人打ち上げとして、リトアニアで購入していたラトビアの赤ワイン(約500円)を飲みました。

ラトビアはワインが有名らしく、リトアニア、ポーランド、ウクライナのスーパーに行ってもラトビアのワインは多く売っていましたし、何よりラトビアの首都リガの市場で飲んだ立飲みワインが物凄く美味しかったです。

そんなこんなでウクライナの初日が終わりました。

続く。

 

 

 

 

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