【ロシア】古都コストロマで現地人と交流

2019年5月末~6月末までの旧ソ連圏園中心の傷心旅を振り返っています。

ロシアの田舎町スーズダリで一泊した後、ホームステイしているヤロスラブリに戻らずにコストロマという町に行きました。

前回のブログ➡ロシア人もあまり行かない町「スーズダリ」で一泊二日〈後半〉

 

コストロマとは?

ロシア連邦の古都であり、コストロマ州の州都らしいです。

 

コストロマに行った理由

スーズダリに行く前日、ヤロスラブリでホームステイさせていただいているロシア人夫婦から、

「日本好きな友達がコストロマに住んでいて、ぜひトシに会いたいと言ってるからスーズダリの後に行って来なよ。家にも泊まっていいらしいよ」

と言われました。

向こうから会いたいと言ってくれるなんてありがたいので、即オーケーして行くことにしました。

「どんな人なの?」

と聞くと

「男性・・・まあ会ったことないけどね」

「会ったことないんかい!」

「あははは」

急に緊張してきました。

 

コストロマ行きのバスがない

スーズダリから朝9時出発予定だったバスがなくなりました。理由は分かりません。スタッフのおばちゃんには「ここで待つより、大きな道路の方に行けばコストロマ行きのバスがあるから手をあげて捕まえな」と言われました。10分ほど歩いて大きな道路まで出ましたが、どのバスかも分からないので半べそになりながらまたバス停に戻りました。おばちゃんは笑っていました。そして3時間ほど待ち、コストロマ行きの大きなバスが来ました。

 

ナイスガイ登場

コストロマのバス停に着いたのは3時間半後。バスを降りると一人の青年に声をかけられました。

「Hey,Toshi !」

 

失礼ながら小太りで眼鏡をかけた男性か髭を生やしたマッチョなタフガイかと思っていたのですが、現れたのはひょろっとした体形に金色の長髪ロシア人が立っていました。名前はルドルフ。年齢は35歳。

腹が減っているかと聞かれたので「モチのロン」と答えると、ローカル食堂に案内するよと言われました。

 

コストロマで人気のローカル食堂

店内に入ると長蛇の列!ロシアで行列を初めてみました。

「基本ロシア人は並ぶのは好きじゃないけど、ここは美味いから特別なんだ」

10分ほどですぐに買うことが出来ました。

注文できる料理はこの一品のみ。ドリンクはビールやジュース。カリっとしていてほくほく。中は肉がぎっしり詰まっていて美味しかったです。

 

美しい教会

ホームステイしているヤロスラブリ同様に、美しい教会がたくさんありました。

 

のんびりでどこか落ち着く町

アジア人さえ一人も見ない町。でもなんだか歩いていると落ち着くんです。

 

深夜まで飲み明かす

「トシは酒が好きかい?」

「ダー!(ロシア語でハイ)」

「俺も好きだ。じゃあ飲みに行こう!」

という具合でルドルフの友人も加わり、小さいローカル酒場へ連れて行ってもらいました。屋外のテーブルに座り、ウォッカを注文。

わさび風ウォッカ。

わさび風ウォッカ。ロシアにもワサビ味がある事に驚き。でも現実にはワサビとは違うみたいですがワサビ味でした。そして美味い。もう一度飲みたい。

おつまみ。サワークリームとしょっぱさのアテがぴったりの融合でした。

 

二杯目はプレーンのウォッカ。

 

二軒目はアイリッシュなBAR。

カウンターに座り店員さんに撮ってもらいました。右がルドルフ、左が友達。こちらではギネスをもらいました。

BARを出て次の酒場に向かいました。19時ごろでもこの明るさでした。

 

三軒目は川沿いにあるレストラン。

ロシアビール バルティカ

この後、ルドルフの友人がさらに2人加わりサウナに行こうとなったのですが、途中で休みと分かりました。彼らはサウナに行けないと分かるとかなりガッカリしていました。自分はちょっぴり胸をなでおろしました。結局もう一杯だけ飲んで、23時半にルドルフの家に帰りました。ルドルフは最後の方はかなり酔っぱらっていました。

 

二軒目以降は延々とビールを飲みタバコを吸い続けるルドルフたち。普段からこのスタイルなようで、自分も同じようにビールだけを飲み続けました。ロシアと日本の違いや、休みの日は何をしているのかなど、ざっくばらんに話しました。自分は人に誇れる特技や資格は一切ないのですが、唯一「酒が強い」という事だけでロシア人とも対等に深夜までハシゴ酒できました。

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